天地逆転

低酸素インキュベーターの培養チャンバーのうち、型式CH-080Tはカバーガラスを底面に露呈させた油浸対応の構造です。しかし最近、それを天面に付け替えて欲しいというオーダーがありました。天面のガラスヒーターは底面に持ってくるという、いわば天地をひっくり返した形です。まあ、作ることはできるので作ってみました。

正立顕微鏡用CH-080T-R

天面のインサートディッシュ(白い皿パーツ)には培地ではなく、独自のデバイスを用いるのだとか。レイアウトが違うだけで温度制御やガスのシール性といった機能性能は変わりません。出荷前検査で数値的にはOKながらも具体的な使い方は把握しきれないまま。それでも納めた先でご満足いただけたようなので”それもまた良し”です。

先端科学研究では独自の実験プロセスがあって、それに沿った特注はマニアックなものになりがちです。でもモノづくりに必要な設計情報が揃っていれば作ります。「?」を頭にくっ付けながら。。。

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