お盆休みの直前、ずいぶん前から図書館に予約していた本が何冊も貸し出し可能になったので、先週の開店休業時は読書にいそしんでいました。
その中で響いたのがこれ、「永遠の0(ゼロ)」
祖父がゼロ戦の特攻で亡くなっていたと知った姉弟が当時の知人を訪ね歩き、回顧録風に進む小説です。生きて帰りたいと公言し、臆病者とさげすまされていた祖父。でも最後には衝撃の真実が!
戦記物というより人間ドラマが中心に描かれていて、フィクションと分かっていても最後は涙腺ユルユルにやられてしまいました。仕事でこびりついた残渣が洗い流されたようです。
ものづくりに対して考えさせられる点も多く、昔の人たちに思いを馳せ、今これからの自分の生き様を考えるのでした。
本屋を通りかかったら、文庫本になって店頭に平積みされていました。おススメの一冊です。
コメント
読み終わりました。
いろんなシーンで、何度も泣きました。
ただの戦争ものじゃない。
本当に良い作品ですね。
伏線が繋がっていくところがまた良いんですよね。何度も読み返しました。
図書館で借りたのでもう返却したのですが、また読みたくなって、本屋で買おうかなと思ってしまいます。