バブル

久々の読書ネタ。読書自体は欠かしてませんが、ブログとしてはご無沙汰です。
もはや説明不要の「半沢直樹」の原作、「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」を一気読みしました。

著者の池井戸潤さんは「下町ロケット」を読んでからファンになりました。活字ではどう表現されているのかと気になって、我慢しきれずにオチまで読み切ってしまいました。
でもストーリが分かっていてもドラマでは俳優陣の演技が超絶妙で、見入ってしまいます。
興味深いのがドラマ制作陣の裏話。ここまでヒットするとは夢にも思わず、それどころか大して売れないだろうと思っていたのだとか。それよりも自分たちが作りたいものを作りたいように思い切りやったとのこと。結果的に視聴率が付いてきた。経営側としても考えさせられてしまいます。
小説の面白さ、俳優陣の巧妙さ、作り手の志向、色々な切り口から見てもこれだけ楽しめる、昨今まれにみる上手さですね。後半は伊勢島ホテルの再建が舞台ですが、はてさてどんなシーンを繰り広げてくれるやら今から楽しみです。

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