「君たちに明日はない」の2巻が本屋で平積みされていたので衝動買い。3巻は図書館で借りて一気読み。1巻からのファンですww
☆これは1巻の表紙。
リストラ代行業者の面接官が主人公で、企業から依頼を受けてリストラ対象者を自主退職にいざなう話。ユニークな対象者がサブ主人公となってオムニバス形式で続きます。
リストラと言えば重くなりがちですが、風変りな面接官と繰り広げるやり取りが軽快巧妙で、拍手喝采のオチもあれば目頭がウルッとなってしまう話もあり、一気に読めてしまいます。
でも内容自体は人の生き様にまで生々しく掘り下げて展開します。シリーズを通して、働くとはどういうことかを問いかけて来ます。
企業側とリストラ対象者の両方の視点で描かれているので、人事担当者は必読の書?!