火天の城

以前に「のぼうの城」を紹介しました。今回ご紹介するのは「火天の城」です。

Q:安土城は誰が建てたか?
A:織田信長
Q:ブブ~ッ。答えは「大工さん」
「のぼうの城」は戦いを描いた小説でしたが、「火天の城」は城を立てる大工さんの話。安土城建築を織田信長に命じられた岡部又右衛門の視点で、壮大なモノづくりを成し遂げる戦国時代のプロジェクトマネジメントが描かれています。
映画にもなりましたが、戦いとは違ってリアルに感じられるワクワクがあります。
近代技術が何一つなくても、人と人とが泥臭くせめぎ合って困難を乗り越えていく様は、現代と全く変わりません。というか、現代でも詰まるところは人なりと言うことで、ずっと昔からその骨子が脈々と受け継がれているのですね。
共感できる部分が盛りだくさんのオススメの書です。

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