下町ロケット

最近CMにも出てる「下町ロケット」、本屋で平積みになっているのを見て思わず買ってしまいました。

  ☆グッと来るセリフ、満載です。
ロケット研究をしていた主人公が父親の工場を継いで社長となり、技術者と経営者のはざまで悶絶するような苦悩を見せつけてくれます。
もう、ね。嫌と言うほどに分かるというか、身につまされるというか、このブログの題名「エンジニア上がり社長のブログ」そのまんまなのです(主人公の会社が売上100億って、、、スケール全然違いますけどね)。
ブラスト社の癌治療ハイパーサーミアはエンジニアの視点でした。ガラスヒーターは経営者の視点で進めています。だけどハイパーサーミアの精密温度制御や高効率発熱デバイスの技術成果があったからこそ、ガラスヒーターの”商品”が出てきたわけで。
目先の利益か将来の糧か、どっちも大事だけど立場と状況が複雑に織りなす中にあって、その塩梅と仕掛けるタイミングの見極めこそがエンジニア上がり社長の命題なのです。
それをリアルに読ませてくれる本書はIT、バイオ、産業などなど技術開発にかかわる全てのベンチャーに超絶お勧めの一冊です。

コメント

  1. 嶋崎 より:

    ああやっぱり、この本、私も気になってます。

  2. 株式会社ブラスト より:

    嶋崎さんも気になってましたか。
    小説としても面白くて一気に読めてしまい、なんだか元気をもらった感じになるのです。
    絶対おススメ!です。ぜひ読んでみてください。

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