スフェロイド培養シート「CuPS」

スフェロイド培養シート「TASCL」を顕微鏡インキュベータとコラボ販売していましたが諸事情で販売が終わってしまいました。しかし新たなるデバイスとして「CuPS」が浮上してきました。今年3月の再生医療学会で参考展示して、生物物理学会と分子生物学会で無償サンプルを配布したところ、中々に注目が集まっています。

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スフェロイド培養シート「CuPS」

直径およそ10mmくらいのカップに小さなくぼみがいくつも並びます。細胞の懸濁液を播種すると同じような大きさのスフェロイド(細胞の球状の塊)ができるわけです。言ってしまえば「TASCL」と役目や働きは同じだけど、違うのはパッケージ。「TASCL」が6ウェルプレートにパッケージされて値段もそれなりに高価だったのに対し。「CuPS」はシート単位での販売です。市販の48ウェルプレートに嵌るので、簡便に使用できます。

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48ウェルにスッポリ嵌る

分子生物学会で”窪み”の直径がφ1.0mmとφ0.5mmの2種類を無償サンプルで出したところ、φ1.0mmが圧倒的に捌けました。皆さん、大きなスフェロイドを作りたいのですね。最終的な狙いはスフェロイドを集めてさらに大きな塊にして、遺伝子導入など施してオルガノイドを作ること。機能的に同じようなミニ膵臓やミニ肝臓は多くトライされています。薬の開発などで人体へ試す前のプレテストに大いに役立ちます。

NICO-1の総販売元ギンレイラボ社さんで開発され、住友理工さんが製造元で、弊社は1次代理店となって自社の顕微鏡インキュベータとコラボ販売します。年明け早々には価格や流通パッケージが決まる予定で、そうしたら本格的にPRを進めます。新たなるビジネス、乞うご期待です。

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