オルガノイドとは細胞塊に遺伝子などを注入して臓器の働きを持たせた組織のことで、どのようにどこまで成長させるかが再生医療に向けた技術テーマの一つになっています。
この専門誌に載っている先生が京都リサーチパークで講演されたので聴講してきました。やはり面と向かって話を聞くと字面を追うだけよりずっと分かりやすく最新情報を得られます。
その後で会場ロビーにて交流会兼プチ展示会が開催されまして、ブラスト社も顕微鏡インキュベータを展示してきました。この中でオルガノイドを育成できることを目指しています。短い時間でしたが中々に深い話が出来て新年一発目のイベントとしては上出来です。
ついでに翌日は関西方面を営業回り。今年の学会は京都や大阪が多く、神戸国際会議場と関西づいています。行く機会が増えると首都圏の会社同士が関西で打ち合わせすることもしばしば。でも川崎は羽田や品川が近くてアクセス抜群なので、関東の北部へ在来線を乗り継いで行くより時間的には短かったりします。
3月に開催される再生医療学会の企業展示ではプレゼンの機会も得ました。近畿経済局が主宰の関西再生医療産業コンソーシアム「KRIK(クリック)」に参加しているのですが、その3枠のうちの1つに採択されたのです。関西企業じゃないのにちょっと出張り過ぎかもしれませんが、”態度は遠慮しつつも行動は遠慮なく”発表してきます。