超小型エアポンプ 再び

前回の超小型エアポンプ、素性は深センの中国メーカー製だとわかりました。世界中に輸出している大企業でしっかりしてそうなのですが、ロット買いのみ(最小ロット2,000個)でした。試作には不向きです。
他に探していく過程で色々見つけました。中でも小型で音の静かなタイプを見つけたので試してみると、パワーも結構あります。

非常に良いのですが、価格が桁で違います(大きいほうへ)。パワーのコントロールもしづらい。一長一短ですな。

低酸素インキュベータ
を商品化するにあたって、ポンプ以外にも諸々とパッケージ検討を進めています。しかしアレコレ詰めていくと、とんでもないお値段と大きさになってしまい、弊社の基本コンセプトである””安く軽く簡単に”から遠く離れてしまいそうです。部品むき出しの実験道具レベルで良いから、という声も聞こえてきそうですが、流石にそういう訳にもいかず。かといって考えているだけじゃ時間は無為に過ぎていきます。
初心に戻って、酸素濃度は制御せずいっそ極低酸素のみ!と割り切るのもアリです。ひたすらO2吸収したガスをただ循環させるだけ。これなら目標上代の38万円どころか20万円台にギリギリ収まるし、直ぐ販売にこぎつけられます。実際そういうニーズ(無酸素で!安く!)もあるし。
それで売ってお金と時間稼ぐ間に基板開発して、より高度なニーズへと段階的に対応するのが現実的かなぁ。
まだ残暑厳しい中にも時折り吹く風に季節の終焉を感じる今日この頃、揺れる社長ゴコロ極まれり、です。

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