「のぼうの城」(上・下)を一気に読みました。この本、大変キケンです!
時は戦国、世は太閤。秀吉が天下統一の仕上げで北条氏討伐に動くとき。秀吉の命を受けた23,000騎を率いる石田三成がわずか500騎の忍(おし)城に進軍する中、当初は降伏に恭順していた忍城が、不屈の精神で戦いを決意します。
玉砕覚悟の破れかぶれでなく、勝つ前提で挑む勇猛かつ智略に富んだ戦いぶりはもう、爽快と言うか血沸き肉踊ると言うか。
これ、ホントの史実を元にした小説なんですよね。のぼう様の不思議な総大将ぶりも、現代ベンチャーのリーダーシップマインドに通ずるものがありそう。
ビジネスで悶々としていたときに読むと、えぇーい!ワシもやらいでかっっ!!と言う気になります。
”いやそこは我慢しとけよ”なんて場合でもその気になってしまうので、大変キケンです(笑)。
コメント
おお~。 こういうの好きです。 「血湧き肉踊る」 か! 早速、本屋買ってこようっと。 ご紹介有難うございます。
最近やたら多い「泣ける」とは真反対ですが、良いですよ~。
戦いにケリがついた後、「のぼう様」の動向に注目!下手なビジネス指南本よりずっと深いです。