矢継ぎ早に新商品を出しているブラスト社ですが、壊れにくさでも定評があります。以前にお付き合いがあった研究室へ久しぶりにお邪魔したところ、なんと10年前に収めた顕微鏡インキュベーターが現役で活躍していました。

基板の改修を一度していますが外観は当時のまま。現在は左側の温度&CO2混合制御装置が一体化して容積も半分以下になっています。右側のチャンバーも、もっとスマートに仕立てています。でも基本的な機能性能は踏襲したまま、いや、コストダウンやコンパクトのために色々と省いている現仕様より機能テンコ盛りだったころの高性能機です。使用している電子パーツの多くが新型コロナ禍の折に廃番・生産中止になったので、今では作れないロストテクノロジー?!
ユーザーの先生曰く、”1年で壊れるよう○○タイマーが付いてると揶揄される製品もある中、ブラストさんのブラストタイマーは10年以上の設定ですね(笑)”とのこと。経営としてはほどほどのところで壊れて買い替えていただきたいところですが、技術者としては作り手冥利に尽きます。技術遺産としてこのままずっと使い続けてもらえたら嬉しい限りです。
