細胞培養には温度とCO2濃度の管理が必要で、ブラスト社の顕微鏡インキュベータはそれぞれ分かれています
※紅い丸印の上がCO2濃度、下が温度の制御
それを、海外向け仕様として一つにまとめました。
※さらにコンパクトになりました!
シンガポール幹細胞学会での展示で説明していて、海外では密に営業に赴くことができない分、より簡便でわかりやすい構成が大事だと痛感しました。それで、これ一つでOKって塩梅にしたわけです。説明もしやすくなってユーザへの理解度も深まりそうです。
見かけはシンプルだけど電源の共有だとか組立は意外に手間がかかります。別々に作るほうが工程管理は楽なのです。そのため一体化にしたほうが若干価格アップになります(それでも世間相場より随分安い)。
でも日本国内では従来の別構成で販売することになりそうです。既に他社製CO2コントローラを持っていて、温度制御だけ買いたいというケースが結構あるからです。それに予算区分を分けて購入したいとか、日本特有の”アレ”がありますのでね。