規制より競争

昨日、とあるビジネスプラン発表会に行ってきました。ベンチャーブーム華やかり頃は盛んに発表してたものですが、今回はお気楽に聴く側。目標達成のプロセスは共通するところも多く、分野やテーマは違っても勉強になるものです。
その中でスマートグリッド関連の話がありました。原発は必要悪だイヤ自然エネルギ利用だと発電方法だけ取り沙汰する前に、電気を整斉と送るマネジメントが実施されれば、電力需給の試算もかなり様変わりしそうです(計画停電の時、日本の電力インフラは全然スマートじゃないってわかったし。)。
ニュースを見ていたら、今年の夏の電力不足など早急な対策と並行しつつも、エネルギー関連の新ビジネス創出を大きな目標とした話がありました。これこそが今の日本に必要な、本質的な取り組みだと思います。もっと色々な形態で健全な競争を促すことは、より安全でリーズナブルな電力供給が生まれる土壌を作ることでしょう。
電力の自由化は規格とか安全基準とか課題特盛りで議論が(意図的に?!)先送りされてきましたが、今こそ現実的に始めるときに来たと感じるのです。
インフラをクラスター化して売電も自由化すれば、インターネットみたく色々な電力プロバイダが出てきそうです。

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