ヒートセル

先だってのJASIS展示会では色々なテーマの探求もありました。その中でも”個人的”興味度が高いのが石英セルをガラスヒーターにしてしまうもの。

  ☆写真はまだセルのみ
石英セルは試料の液体にレーザー光を当てて波長解析する分析用の容器なのですが、温度を上げて分析する場合もあって、このセル自体が発熱したら役立ちそうです。
昔にもちょっとトライしていたけどニーズとシーズが上手くかみ合わず。ペンディングにしていました。それに細胞培養のほうに注力していましたしね。それが、時代の変化と自社の成長タイミンで新たに再開するきっかけがあり、JASISで話してみたのです。
もちろんまだ展示はできず、”お客さん”、こういうのあるけど、どう?”なんてバックステージに連れ込んで怪しい商談してました。欲しいと言う人が結構いらしたので、次のテーマとして取り組んでいます。
以前の資料は残っていなかったので、最初から練り直しです。セルに導電膜を直接蒸着するのが良いか、ガラスヒーターをスタンドに組み込んで石英セルを挟み込む別構成のほうがいいか、技術課題の前にコンセプトを詰めねばなりません。大変だけど、新しいものが形になっていく過程はワクワクしますね。

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