好奇心と挑戦

今のところ、ガラスヒーターの主なニーズは工場設備や理化学機器などの特殊な分野がほとんどです。それぞれ仕様が違ってくるのですが、その中にも共通にできそうなものが見えてきます。
今、4分割ヒーターに取り組んでいます。全面を加温するだけでなく、4分の1マスづつ加温できます。それをテフロン製のホルダにセットして、コントローラーに繋げれば、スイッチONで手軽に加温できるパッケージにしてみました。

※分かりやすいよう、ホルダの上側カバーは外しています。
これは下地となるニーズは嗅ぎ付けていたのですが、特に発注の依頼があったものではないものです。なんとなく色々使えそうなので、自分の好奇心からやってみました。
でも、例があると問い合わせされる技術担当の方もイメージしやすいようで、「じゃあここをこう変えられるか」「こうした方が良いですよ」とか、話が進みます。思った以上に用途がありそうなので、このパッケージをブラッシュアップ&シリーズ化していく予定です。
何でもやりますできますというより、これをやりますできますと最初は絞り込んだほうが、返って展開は拡がるものですね。

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