東京ビッグサイトで開催されているイノベーションジャパン2016に行ってきました。大学や研究機関の研究テーマが一堂に会する展示会です。学会発表と違い、ビジネスを視野に入れた括りになっています。
ブラスト社の細胞培養チャンバーを使用されている東京大学の研究室がチャンバーともども成果発表されるとのことで、いそいそと見に行ってきました。
実はチャンバーがどんな研究にどう使われているか、知らないケースがほとんどです。余り突っ込んで聞くと守秘義務契約を求められたりするので、敢えて知らぬ存ぜぬの装置を販売するだけのスタンスでした。でも公開になったら遠慮なく聞けます。
そのテーマは細胞を立体的に培養する「3次元培養容器」に関するものでした。NICO-1に加えて3D培養できるプレートも扱いたいと思って、ちょうど商品を探していたところでした。NICO-1専用チャンバーみたいにシリーズ化もできますし。
それがまさかお客さんの中にあったとは東大、いや、灯台もと暗し。しかもブラスト社製チャンバーを使っての研究なので、志向も技術も相性まさにピッタリのテーマです。
まだ商品にはなっていないようなので、それもまた良し。ちょっと交渉に行ってきます。