「NICO-1」で簡便に細胞培養できるよう、小さいポケットチャンバーを誂えています。これを標準の大きさの培養チャンバーに設置できるよう、専用のアタッチメントを作ってみました。
2組のNICO-1を3列配置できます。隙間を詰めれば4列配置できそうですが、ちゃんと培養できるか確認してからのほうがよさそうなので、広々3列にしました。
ただいまNICO-1の無償サンプルを希望される先生方に配っていますが、このアタッチメントを使って標準チャンバーにNICO-1をセットすれば、比較する培養条件を多く設定できるメリットがあります。
こうしてバリエーションを充実させています。さっそくネーミングを色々考えていますが、候補の中で一位は「NICO-チャン(仮)」。
あ、いや、NICO-1のチャンバーということであって、何か他のキャラとは無関係です。
さて、月曜日から新価値創造展2016がビッグサイトで始まります。最近の展示会では「顕微鏡で細胞培養」できる商品群を中心に展示していましたが、このたびは初心に戻ってブラスト社のキーデバイスであるガラスヒーター&応用商品を展示します。もちろん大きくて目立つ培養装置は不動のセンターですけど。
初心と言ってもレベルは数年前と段違い。高温下での光学解析で使われてきた実績を活かして、ヒート&レーザー(いま思いついた)を推していきます。