シン・低酸素インキュベータ

シン・エヴァ、観に行きたいなぁ。でも密にならないかなぁ。今しばらくはアマプラの旧作で我慢します。

さて開発・改良してたウェルプレートサイズの低酸素インキュベータ、中々にイイ感じです。筐体はちょっとゴツくなったけど酸素濃度は0.3%にまで低下させられ、しかも1週間の連続運転を達成しました。CO2濃度を上手くコントロールできなかったのですが、別件でのアイテム改良を応用できてどうにかなりそうです。制御装置内に入れた脱酸素剤とペットボトルサイズのCO2カートリッジを使い、写真の構成だけで低酸素での培養環境を実現できています。

設定値はCO2濃度5%、酸素濃度0.3%、温度36℃で1週間の運転

理想の0.1%にはもうちょっと工夫が必要です。それと操作手順が多すぎるので制御系を調整して安定性や使い勝手を向上させていきます。後は電圧がディッシュ用と違うので電気系統も見直さなきゃ。基本的なことはできたけど商品化にはまだ手がかかります。

それで、これだけ小型でガスバリア性の高い細胞培養インキュベータは(私の知る限り)今のところ世界にこれ一つだけです。低酸素だけじゃなく色々な種類の気相管理に使えないかなと思っていたら、ありました。特異的な混合ガスを使うのでガス濃度の制御は要らないからお安くしてねというニーズ。既に注文が2件来ています。チャンバー構造だけならもう完成しているし、工数も少なくて利益は十分。うん、商売としてはこっちのほうが儲かるかも。

ベンチャー企業が手掛ける技術開発は「目標気高く・商売素早く」が鉄則。理想の実現にはお金も稼がなきゃね。

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