出来上がったガラスヒーターの端に穴をあけたい時があります。
ガラスはとても硬くて脆い材質で、衝撃には弱いので加工は容易ではありません。おまけにガラスヒーターの基材は石英で、普通のガラスより硬い。
製品用のガラスはもちろん専門工場に発注するのですが、図面もないアイデア初期に在庫品をちょっと試すだけなら、自分で手っ取り早く済ませたい。しかし樹脂や鉄板用の日曜大工的な工具だと割れてしまいますので、このたびガラス加工用の工具を揃えました。
穴あけには超硬ドリル、ヤスリがけには工業用ダイヤモンド粒子を電着したヤスリを使用します。
→タイトルに偽りなしっ(釣りアリ)。
☆上がダイヤモンドヤスリ(何カラット?)、下が超硬ドリル(面棒くらいの大きさ)
いきなりガラスヒーターで試すのはもったいないので、蒸着していない基材で試します。角を面取りするヤスリがけは、まあ何とか出来ました。
穴あけは水をかけて冷やしながらゆっくり加工しなければなりませんが、加減が難しい。。。もうすぐ開くかぁ~、と思うまもなくパリンッていう音が。
ま、今日はこのくらいで許してやるか。。。 明日は神奈川R&D展示会です。