違いが判る男

細胞培養チャンバーの天面に設けるガラスヒーターユニットを新しくしました。ガラス基材自体を変えています。

左が新仕様、右が旧仕様です。能力は同じですが寸法が違っていまして、新仕様では横幅を3mm延長しています。どうでもいいようなことですが、この3mmが大きい。
ユニットにした際、旧仕様の開口部は97mm×140mm。これだと100mmサイズの培養容器がギリ載りません。しかし新仕様の開口部は100mm×140mmで、ギリ載るのです。
後、カタログにした際に数字のキリが良いやね。小さなことですが、これも”わかりやすさ”の一つでもあります。
500℃仕様のSGシリーズですが、廃番にしようと思っていたら何故か引き合いがチラホラ増えてきました。閉店が決まったお店に””閉めるなんて寂しい””とお客さんが増えるようなものでしょうか。でも標準品をキープするには工程が維持できないので、しばらくは特注扱いで対応することにします。

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