昨年のバイオジャパン2010に絡み、マイクロリアクターを記事にしました。あれ以来、実験用としてポツポツ購入されています。加温能力に不満はないのですが、取り扱いに少々難がありました。
マイクロ流路チップを交換するためにホルダを外した際、ガラスヒーターも全部外れます。再び組み付ければ機能には問題ないのですが、外したときに電極がむき出しになってしまうのです。
まだ試作段階と言うことでお客さんも承知の上ですが、インターフェックス以降引き合いも増えていますし、今年もバイオジャパン2011に出展することだし、標準仕様にすべく改良しました。
☆改良したホルダユニット♪
つまり、ガラスヒーターはずっと固定した状態で、マイクロ流路チップだけ取り外しできるというもので、これなら安全です。交換の際にうっかりガラスヒーターを割ってしまうことも防げます。
何気ない細かなことですが、全般的に利便性を盛り込んで制作するようになってきています。