免疫染色ヒーター

バイオジャパン2011に向けて、色々と展示物を準備中です。マイクロリアクター改に加え、免疫染色用のヒーターユニットも作成しているところです。

このデバイスは細胞組織に色をつけるものです。患者さんから採取した組織をスライドガラスにセットし、専用試薬と温度をかけて組織に色をつけ、病理学的な診断を行います。
一般的には一度に何十系統も行う装置が販売されていますが、結構大きくて高額です。そこで1系統だけに限定して、でも「安くて・手軽に・現場で・精度よく」できるものは、新しいニーズが生まれると思うのです。
この手のデバイスはTip-on-Labsとか言われて超小型の卓上実験室ができるとか注目されていましたが、実際はそれほど普及していません。価格が超小型じゃないのがネックなのか。
売り上げ規模が重要な大手さんだと中々難しいかもしれませんが、超小型?!のベンチャーにこそ商機がありそうな分野です。

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