特異形状

暑さ寒さも彼岸まで。気温は相変わらず高いままながら、お盆の終盤から心地よい風が吹くようになりました。昨日一昨日はクーラー無しで寝られたし。
でもビジネスは後半戦さらに熱くなります。来週は大阪、再来週は幕張での展示会と続きます。
新作として取り組もうとしているガラスヒーターとして、特殊な形状への蒸着があります。

   ☆左はベッセル、右は中空管
どちらも理化学用途で使われるガラス容器で、温水に浸したりニクロム線を巻いたりして加熱していたものです。これに蒸着すれば、容器そのものがヒーターになるわけです。
導電膜を蒸着した従来製品もあるにはあるけど、加熱能力が低い上に劣化しやすい欠点があります。弊社ガラスヒーターなら500℃まで劣化なく使用できます。
ベッセルに関しては以前に近い形状のものを記事掲載したことがあります。

その際はパッケージングの妙を思案していましたが、問題はコストです。サイズを標準化すればコストダウンできますが、少しづつ要望寸法が違ったりするものですから、どこに的を絞るかが鍵です。
今まで要望が寄せられていたものの、個々のニーズが小さいので検討にまで至っていませんでした。しかしあちこちから似たような問い合わせがあるので、集めれば結構なニーズになるかもしれません。

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