1mmに近づける

細胞培養用コンパクトチャンバーは文字通り細胞培養用のウェルプレート1枚を加温するもので、以前にも紹介しました。

ガラスヒーターの厚みは標準品で2mmなのですが、1mmの厚さで作れないか、と言うお問合わせをいくつか受けました。
今までは細胞が対象だったところ、インターフェックス以降”菌”を対象に考えておられるユーザー様が増え始め、透過率や倍率の関係で出来るだけ薄いものを、という主旨のようです。
発熱スライドガラスは厚み1mmを標準仕様にしているのはプレパラートでは同様の要望があるからです。でもコンパクトチャンバーの大きさは150mm×100mmと大きめ。製作中に割れたりしないかな。。。
通常の標準仕様で2mmにしているのは圧をかけて200℃以上で使うこともあるからなのですが、コンパクトチャンバーの使用環境はそんなに高レベルではありませんので、1mmを標準にしてしまうことも考えています。そうしたら厚みのバリエーションも増えることになります。
色々と応用できそうなので、とりあえず数枚作ってみることにしました。湧き出るニーズに柔軟かつ幅広く対応することを目指しています。

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