ガラスヒーターをチャンバーにしたユニットは特注製作しています。下記構成はそれぞれのエリアに試料を載せ、て加熱しながら光学評価ができる研究・実験用ツールです。ユニットの中心に軸を通して適宜回転させる使い方で、その軸を避けるためにも組み合わせ(というか分割)しました。
こうしたレイアウトは個別に温度制御出来るメリットがあります。逆にいえば個別に温度制御しなければならないデメリット(操作が煩わしい、コストがかかるなど)にもなります。やはり軸がネックになっています。
軸を通す孔をガラスヒーターに開けることは可能ですが、孔周辺は著しく温度低下します。でも内部全体の雰囲気が均一になれば良い条件だったら問題ありません。ちょうどそういう案件があったので、製作してみました。
安価にできるし、使い勝手も良い感じです。軸は実際には突き出ていないので上部を外せば回転プレートも簡単に交換できます。