男もすなる日傘といふものを

37℃台が続く首都圏の災害級気温、あまりの暑さについに日傘を購入しました。ジェンダーレスのご時世にあって「男が日傘なんかさせるかっ」という昭和臭テイストで拒否していましたが、もはや命にかかわるレベルなので実利優先。最近は日傘男子なるものも目にする機会が増え、デザインもメンズ向けが充実して抵抗感も少なくなりましたし。

裏側は遮光&UVカット、雨兼用でカバンに常備すれば急な夕立にもOK

差してビックリ。涼しいとまではいかないけど、気分が悪くなるほど強い日光が普通に暑い程度に抑えられています。ハンディファンやクールリングも及ばない効果ですが、両方すればもっとヨシ。考えてみれば日陰から日陰を移動するのと同じで影を携帯するようなものです。

なぜ男に浸透しないのか、フリルと花柄が付いて母親が使うものと刷り込まれた昭和生まれの子供心は簡単には修正できません。やはりネーミングが影響していると思うので、ここは今風に「モバイルシャドウ」とか、中二病ぽく「漆黒より出でし付きまとう影」とか固定概念を上書きするナニかがあれば変わるかもしれません。

御託はともかく、この快適さに一度慣れるともう手放せない。この夏は日傘で乗り切ります。

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