細胞培養チャンバー用制御装置の改訂に取り組んでいます。
右側は今までの制御装置です。温度とCO2濃度を制御できます。その性能は同じままで高さを半分にしたのが左側の新しい制御装置です。重要なターゲット温度(≒細胞の温度)が管理できていれば良いので、ヒーター温度は小さなパネルにして背面に持ってきました。
機能も一つ加えました。出力電圧をDC24VとDC12Vで選択できることです。注文時の指定ですが、簡単に切り替えられるスイッチ機能もオプションで加えられます。ウェルプレート収納可能な大きめのチャンバー(DC24V)とディッシュ専用の小さなチャンバー(DC12V)のどちらも一体型の同じ制御装置で管理できるようになります。
単に小さくて便利になっただけではなく、カスタムが更に手掛けやすくなりました。チャンバーのカスタムは多岐にわたって手掛けていてそれに合わせて制御装置も誂えるのですが、これでもっと柔軟にシステム化できます。