リチウムイオンバッテリ

カスタムで発注していたLi-ion(リチウムイオン)バッテリーセットが届きました。充放電回路付き、それで約3万円という、ありえない安さ。

Li-ionバッテリーは標準仕様の流通品であればスマホ用とか数千円で売られています。しかし仕様を変えたカスタムパックとなると保護回路も作らねばならず(Li-ionは過充放電すると危険)、10年以上前なら新規開発扱いとなって下手したら車が買えるほどの金額だったのです。それが簡単にネットで買えるなんて、隔絶の感すら漂います。
ブラスト社の設立当初はホントにパーツの一つ一つから新たに開発していかなきゃならなかったのですが、今や多くの基礎部分はモジュール化されたものが市販されているので、それらを活用すれば期間も費用も労力も極めて抑えた高効率な開発が可能になります。今までに培った独自の要素技術があってこそですが、その商品化にあたっては昔とは比べ物にならないほど手軽になりました。
その代わりと言いますか、要素技術をどのようにパッケージするかという市場アプローチの着眼点や発想力が勝負どころとなっています。
ブラスト社もただいま新規開発アイテムを3テーマ走らせていますが、全く違うものじゃなく相関しあう技術の組み方を変えたものなので、同時に走る方がスムーズです。
その最たる今年度の目玉、PASCLコマーシャルタイプの試作1号機が形になり、ただいま2号機を製作中です。もうね、なんというかね、、、言いたい!声を大にして、画像一杯にして見せたい!なんかこう、凄いもんになっとります。ああ、だけど言えない。開発あるあるネタ~。
来月に産総研つくばで開催されるCheminas(化学とマイクロ・ナノシステム学会)にて共同研究先の先生のポスター発表&企業展示で初お披露目します。
今年度もどんどんブラストしていきます。

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