一体型

今年のJASIS2018は「売る」ことを意識して、顕微鏡インキュベータと3次元培養シートTASCLと共培養容器NICO-1だけに絞って集中的にPRしました。おかげで準備もカンタンでした。
顕微鏡インキュベータについては温度制御とCO2制御を一体化させた新バージョンを初お披露目しました。元々は海外仕様に用意したものですが、カスタム扱いで国内でも販売したところ好評だったので標準化したものです。

  ☆CO2ボンベに繋ぐとコレだけで細胞培養できます
価格はちょっと安くなりましたが、従来の構成も結構値引きしていたので実際にはあまり差がありません。それより一体型にしたことで見た目すっきり、接続の手間も減ってさらに使いやすく、煩雑になりがちな顕微鏡周辺が整理されます。来場者への説明も非常にしやすく、ということは理解してもらいやすく、PR効果はバッチリ(ガッチリ!?)です。
従来の温度制御装置とCO2制御装置はそれはそれで残します。予算枠が違うから分けて買いたいとか、CO2制御は既に持っている or 微生物培養の目的だから不要とか、機能が別れていたほうが良い場合もあります。
さて、JASISが開催される幕張メッセは微妙に遠いので、毎年ホテルに宿泊しています。早めに連泊予約すると相当に安くなるので奮発してニューオータニを定宿にしているのですが、今回はなんとジュニアスイートにアップグレードされてました。

  ☆いや、広すぎて逆に落ち着かない?!
お高い部屋に泊ると部屋自体もさることながら水回りがお金かかってるなぁと感じます。シャワーブースとバスとトイレと洗面が個別に分かれて、そのエリアだけでビジネスホテルの倍以上の広さ。それが地味にジワジワと快適さを生み出してくれます。
一見目に見えないところに手をかけて満足感を底上げしてくれる、商売の本質があるような気がします。うん、真似してみよう。

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