時代はμ

スライドガラスの大きさに形成されたマイクロ流路チップで細胞培養するのがトレンドになって来てます。兼ねてより参加している動物実験代替法検討会でも、前臨床試験に用いる人体組織の模擬チップがテーマです。
ブラスト社では細胞培養チャンバーを元に流路の温度管理用チャンバーをカスタム製作していますが、カスタムではなく標準化することを商品企画しています(流行りに乗るのも大事)。

  ☆チャンバー内に流路チップをセットした状態。
スライドガラス用のホルダを据えて、流路チューブ用のポートを追加で設けています。カスタム製作だとマイクロ流路チップの調達はお客様ご自身でというスタンスでしたが、標準化するならそれも用意したほうが良いので、ASICON社製流路チップをスタンダードで扱うように考えています。

  ☆人生と同じくチップも色々
ASICON社さんはマイクロ流路を扱うベンチャーで展示会のたびに顔を合わせていて、何かコラボできそうですねと社長さんとお話をしていたのですが、先だってのJASIS2018で急浮上しました。こちらもSINCLや低酸素チャンバーの開発で要素技術や部品は揃っていたので、プロトタイプは直ぐに出来上がり。話が早いや。
満を持して今月末の癌学会で展示します。

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