数字のマジック

先週のシンポジウムの際、実家も広島なので里帰りしてきました。田舎なので、ついでに近所へ紅葉狩りにも。

  ※観光地よりずっと艶やかで自然です
ところで、シンポジウムでは学生さんたちがスタッフを勤めてくれて、スムーズな運営がなされ、見えないところで大活躍でした。工学部主催だったので皆も勢い未来のエンジニア?!
4年生の就職のほどを伺ってみると(院への進学は除いて)、現時点で8割くらい決まっているのだとか。ニュースでは就職率が数十%という超氷河期なんて報道されているのに、立派なものです。
この、メデイアで流される何%とかいうのは、母数に対する確定値すなわち古典確率で論じているだけです。就職率が数十%だからといって自分の就職率も同じとは限らない。母数の設定によって全く違うし、ましてや自分だけに限って言えば0か100%のどちらかなんですね。
ベンチャーにしても10年生存率3%とか言われます。ブラスト社は13期目ですが、起業当初に3%にチャレンジするなんて全然思っちゃいない。あくまで100%だと信じて進むわけで、生き残っている分には結果的に100%のとおりです。
母数を自分一人として考える。それが惑わない惑わされない信念につながり、道は開けるのだと思います。

コメント

  1. nishi より:

    故郷はいいですねー。 お天気が良さそうでなによりでした。
    就職率のニュース、同感です。
    上手くいっている例をもっと報道して欲しいですね。
    日本のメディアは、気分が凹むようなニュースはばっかし選んでるのではないかと思われます。 
    先週20日に、大阪であった政府への尖閣抗議デモ(3500人)のニュースも報道管制がしかれたように、一切無視されましたしね。

  2. 株式会社ブラスト より:

    メディアも商売だから、視聴率とれるように見せるのも然り、事実ではあっても真実とは限らないわけです。
    自分はどう思うかの判断が大事ですよね~。

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