癌治療を目的としたハイパーサーミアシステムを開発しています(ちょっとお休み中)。
その制御装置は熱を波形状に付与して、体内の伝導率を計算して中枢深部への伝達を予測し、体温上昇を予測します。
心電計とデータリンクして熱量変化を周波数解析し、云々。。。。
要するに機能性能テンコ盛りのウルトラスーパーハイエンドグレード(しつこいっ)の指揮管制ができるわけですが、こいつはハイパーサーミア以外には全く持って使い道がない。
しかしあることを思いつきました。ハイパーサーミアでは熱を振動ととらえて解析しますが、数学的には地面の揺れも同じのはず。
体温センサの代わりに加速度センサつけたら、これで地震予知できるんじゃね?
今回の大地震、だれもどこも予測できませんでした。外れたときのリスクを忌避して言わなかったのではなく、ホントにわからなかったみたいです。
だけど一方、新幹線は何十秒か前に地震揺動の初期波形を察知し、地震発生の直前に車両を止めることができています。
長期的な観点で発生予測するのと直前の動向を察知するのとでは勿論違いはあるのでしょうけど、もしかしたら原理原則はシンプルなのかもしれない。博士号取ろうとかビジネスにしようとかすると弁証法や科学的証明あーだこーだが必要ですが、自分が納得できればいいだけだからそんなの要りません。
ソフトをいじってPCで傾向を見るだけなら加速度センサさえあればいいので安上がり。ちょっとデータ取ってみようっと。
コメント
おお、すごいねー! できそうですね。
ずいぶん前に、瀬戸大橋の完成試験用に地震を発生する「起振装置」を作りました。 これは、東北新幹線の仕様と同じだそうで、相手方は大掛かりな観測装置を、橋の各所に取り付けて測定してました。 道路公団やJRでは、民間の企業が頑張っているんですが、気象庁は役人や学者ばっかしで、技術も考え方も遅れているんでしょうかね?
天気予報も、あの富士山レーダー撤去後は外れっぱなしだし・・・
東北新幹線の技術はJRじゃなく都内のベンチャー企業が開発したみたいです。
地震予測は不可能だから研究予算を割くべきでないと主張する学者もいました。。
地震予知がメジャーにならないのは、もしかして予測が当たるとパニックになると恐れた某局の差し金か?!なんて勘ぐってしまいます。