チューブヒーターは通常ではチューブ両端に電極を設けます。その間に電気を流して発熱させるわけですね。
しかし、電極を幾つも設ける場合があります。
☆まるで鎧兜でまとったよう。
電極間距離によって電気抵抗が変わるので、電力すなわち加温能力も変わります。
ガラスチューブヒーターの中に液体を流して加熱する場合、熱の伝わりやすさはその長さにも影響されるので、それぞれのエリアで加熱した際の水温上昇能力を調べることで、最適なレイアウトを割り出すことができます。
仕様が決まったら、特定目的での特注製作に進みます。回りくどいようですが、こうやって一手間かけることで全体的にはむしろ効率的に物事を進められるのです。