CO2コントローラ

弁当箱くらいの箱にガラスヒーターを組み込んだ、顕微鏡下で細胞培養するユニットをラインナップに加えています。
本来ならインキュベーター(培養装置)と言うところ、チャンバー(箱)と言っています。応用が広いというのもあるのですが、培養に必要なCO2濃度を管理する機構がついていないからです。
そこで、ただいま小型のCO2濃度コントローラを絶賛開発中です。

   ☆後に見えるのは試験用のCO2ボンベ
とりあえず仮組までこぎつけましたが、濃度の振れ幅が大きすぎて、まだまだ改良が必要です。しかしコンセプトは機能性能を限定した超低価格デバイスなので、あまり煮詰め過ぎないようにもしなければなりません。
チャンバーにつなげると、これだけで簡易培養環境が整います。

写真の左後ろに見えるのは温度制御装置ですが、それと一体化すれば非常に簡便な顕微鏡下培養システムとなります。バリエーションを考えると敢えて別構成にするのもアリです。
どうにか動かせるようにはなったので、インターフェックスに参考出展してお客さんの反応をうかがう予定です。

タイトルとURLをコピーしました