冬の新作

先週末の忘年会は大いに盛り上がっての年忘れ。師走の慌ただしさはもう少し先でしょうか。嵐の前の静けさやこれ如何に。
さて、ディッシュ用チャンバーは取り敢えず”作ってみた”のですが、立て続けに何件かの引き合いがあってサイズ的にもぴったりの様子。出来るはず、ではなく出来た、と言うのはリアリティありありですね。
新作に調子づいていますが、こんなものを作ってしまいました。

   ☆細長いガラスチューブヒーター
サイズは内径4mm、外径6mm、長さ120mm(加熱長さ80mm)、ストローを半分に切ったような感じです。
以前に試作した内径5mmのものを1mm小さくして標準化したのでが、低電圧でも高温になるよう導電膜の仕様も変えています。市販の継手に直接つなげて液体やガスを流せます。またキャピラリの加熱にも使えます。
すると、めちゃくちゃ尖がったモノが出きてしまいました。いえ、形じゃなく性能が。
従来品と比較するために最初はAC100Vで加熱試験したのですが、5秒で200℃を超えてしまいました。10秒過ぎると300℃!

熱容量が小さいので温度が下がるのも早い。石英ガラス基材だからこんな熱衝撃にも耐えられます。
これ、元々はDC電源で40℃くらいに制御して、試薬や培地の温度管理用を想定していました。しかし何か他の用途にも使えそうです。

タイトルとURLをコピーしました