バッテリで加温

ガラスヒーターは直流、交流どちらも使えます。通常はAC100Vですが、温度上昇を早くしたいときはAC200Vを加えます。逆に細胞培養など40℃前後でホンワカ温めるときは24Vに抑えます。
DC24Vの場合、電源にバッテリを使用すると運搬などにも使えます。

以前に人工心臓用リチウムイオンバッテリのシステム設計をしたことがあり、回路構成や充放電のオペレーションはお手のもの。当時、比較実験用に使っていた市販のPC用バッテリを引っ張り出し、動作実験してみました。
写真のものは出力14.8Vなのでコンバータで24Vに昇圧させます。放電時間は短くなりますが、平滑化して最後まで定電圧で使えるので、有効持続時間はむしろ長くなります。
DC24Vでガラスヒータは100℃まで上昇し続け、1時間で放電終了~、、、、、、、、
計算では2時間半持つはずなのに、早くね?
でも、まあ、何年も深放電したままほったらかしだったので、きっと消耗しているのでしょう。それに40℃前後で使うならさらに2倍くらいは伸びるので、実際には数時間の持続と言うところでしょうか。
温度制御装置もDC24V入力専用のものをこしらえると、中々に使えそうです。

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