このところガラスヒーターの特注それも超精密なものが続きます。
☆こんな細長いのも製作できるのです。
込み入ったものは自作の部分も多く、手間がかかります。ようやく仕上がってブツを検査し終わり、時計を見るともう真夜中。
皆が寝静まった静寂の中でコーヒーを飲んで一息ついていると、その音は突然鳴り響く。。。
ピキッ
その瞬間、冷水を浴びせられたように背筋がゾォ~っと凍りつく!
あれはガラスの割れた音?!恐る恐る振り向いて、たった今完成したばかりのブツを見る。
基材の石英ガラスは透明度が高いので、サブミクロンの微細クラックでも直ぐに分かります。
しかしどこにもそんな跡はありません。再度加熱試験をしても抵抗値チェックしても異常なし。
あの音は、きっとオバケに違いない!ポルターガイストか家鳴りだ、きっとそうだ。サッサと撤収して、眠りにつきます。
朝一番にチェックしますが、それでも異常なし。ようやく安心して出荷するのです。