ポケットチャンバー見直し

ポケットチャンバーをモニターキャンペーンで出して色々と意見を聞いていました。結論から言うと、商品が「中途半端」だってことです。
ウェルプレートと同じ大きさで既存プレートホルダに無改造で嵌り、35mmディッシュまたはスライドガラスを温度管理できると言うのは良いとして、ウェルプレートが使えないのにしては価格が割高なんですね。あれこれ特注やアタッチメントなど付けると、上のC-150顕微鏡インキュベータと同じかそれ以上の値段になってしまいます。
まずは種類も一つに限定して、底面の交換だけにして、素材ももっと安いのを使う。とりあえずポリカーボネートの貼り合わせ筺体をポリアセタールの一体ものにしてみました。

質感はちょっと下がってしまいますが、コストも若干下がります。手に持った時の剛性感は何だかこっちの方が良い感じです。
次に、自律温調機能はヒーター温度を固定にしてしまうことで、部品台はもとより組立の工数も下がります。室温によってターゲット温度の上昇時間に差が出てしまうけど、そこは割り切り。ちょっと回路構成を見直しです。
で、目標価格はズバリ税込で20万円未満!   って、厳しいなオイ。。。。でも売れるだろうと思ってたけど反応がイマイチだったのは、その値ごろ感があっていなかったのかもしれません。逆に言えば、値ごろ感が合えば状況はガラリと変わる可能性もあります。

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