夏の新作、できました。
ガラスヒーターは真空装置など密閉された機械の覗き窓にも使われます。内部を観察する窓に付着したガスを高温で蒸発させ、曇りを取り除くものです。
といっても直接覗き窓ガラスに使われるわけではありません。覗き窓は圧力がかかるため、既定のゴツいガラスが嵌め込まれています。その上にガラスヒーターを合わせて加温するわけです。
ガラスヒーターはフランジと呼ばれる丸い板で窓枠に抑えつけ、固定します。そのフランジはいつもはSUS304(ステンレス)やPTFE(テフロン)で作るのですが、今回はフランジもガラスで作りました。
☆常時250℃~300℃なのに、何故か涼しげ
これ、ガラスヒーターなど主要部品の在庫があったとはいえ、納期は実質1週間!組み立ての手配を工場に回す余裕もなく、温度制御装置も合わせて全部自分で組んじゃいました。
コメント
おおおお~ッ! これは、即ちぶっ壊れた原電の内部観察用に便利ですね~。 ^^
いや~、放射線を遮蔽する力はないんで。。。^^;
隠ぺい会議してる部屋にとりつけたら良さげですね。