マイクロ流路用のユニットで、冷却用がちょこちょこ出ています。ペルチェ素子という半導体を使って流路の表面を冷却します。
☆上から加熱、下からペルチェユニット
このペルチェ、電気を流すだけで冷たくなる便利なものですが、冷却能力自体はあまり高くありません。とりわけ小型にして収まり良く作ろうとすると、加熱と冷却を片面づつ同時にかける温度サンドイッチ的な使い方では加熱に負けてしまいます。
もっと冷たくさせたいという声にお応えして、見栄えは度外視して思い切り大きくしてみました。
さすがにデカい。だけど流路に接触する面積は変わらないので、かなりの伝熱ロスが出ます。どれだけ頑張ってくれるか乞うご期待です。
例年、3月は暇になります。お客さんも予算使いきって購入は4月の新年度になってからというパターンです。
先月下旬の再生医療産業化展が終わって整理もできて、さあこれから来年度の計画を真昼間からビール、、い、いや、コーヒー飲みながらじっくり練ろうとするところです。
ですが、3月末までに納めてくれという引き合いが終わらないっ!妖怪ネンドナイノウニュウドウは復活した!!
朝から晩まで一息もつけないうえに、こちらも3月決算なのでケリつけたく、各方面に特急の指示を出します。急ぐと経費も高くつくので、せめて赤字にならないようにするのが精一杯。
しかし皆さん、予算あるんですなぁ。