超小型電磁弁

PASCLを構成する超小型の電磁弁、10個×2列の合計20個あります。ブラスト社特性のマニホールドに装着して多数のウェル形成と灌流をコントロールします。これ、結構レアなアイテムでして、3個だけ取り出してユニット化してみました。

3ポートのブラスト社製マニホールドに載せて

マニホールド底面(写真の裏側)に付けた極細チューブを繋ぐマイクロ継手も自社オリジナルです。近年、動物実験の代替としてマイクロ流路チップで細胞培養して薬剤の効果を試験するケースが増えています。ブラスト社ではチップを加温するマイクロリアクターをシリーズ化していますが、温度だけじゃなく流体制御にも応用してアプリケーションを増やしていく予定です。

肝心の流路チップがまだまだスタンダード化されていないので、特注ベースになります。でも基本形さえできていれば作ること自体は簡単です(使い物になるかどうかはまた別)。PASCLももう少し時がかかりますが、要素技術をブランチさせて用途を広げて、それら知見を再びPASCLにフィードバックすることで開発を進めます。

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