ガラスヒーターの温度を調節するために、温度コントローラをセットにしています。
※温度センサともセットです。裏側に色々な切替え機能がついています。
元々はこれだけで売るつもりはなく、ガラスヒーターを制御するためのセット品として用意したものです。必要にして十分な機能を備え、簡単に操作出来るようになっています。
最近になって、これだけ欲しいという注文がポツリポツリと入って来るようになりました。
ガラスヒーターにしても、ハイパーサーミアに有用な熱源として開拓していったもので、それ自体を販売するために作ったものではありません。それだけに完全にユーザー目線で、自分が本当に必要なものへと仕立てていったものです。
こんなオタク的な技術が商品に応用できるとは夢にも思わなかったのですが、世の中いろいろな分野にそれぞれのオタクがいるようで、これぞどんぴしゃり!と言うニーズと絶妙にマッチするのでしょう。
マーケティングの視点で言えば、ターゲットレンジを横方向に広く浅く捕らえるのも”手”ですが、どうも弊社は縦方向に狭く深く切り込んでいるようです。大事なことは、如何にその世界の人々に知ってもらうか、ということですね。