押してダメなら引いてみな

今朝は肌寒くて目が覚めてしまいました。暑がりの私にとって、ようやく過ごしやすい季節になったようですが、なぜか一抹の寂しさも感じます。
ただいまガラスヒーターのアプリケーション開発にオリジナルで取り組んでいます。提案をするにしても、ある程度は形に仕上げていかないとアイデアだけでは人は動かないものです。
月末はバイオジャパン2010に出展することもあって、理化学分野にてマイクロリアクターのユニット化を進めています。極微小の化学薬品を加熱しながら混合させるものですが、価格と機能がマッチしたポンプのレイアウトに苦労してます。
普通、薬品を押して送り出すタイプのポンプが多く使われるのですが、引いて吸い込むようにセットしてみました。

すると、途中までは確かにスルスル流れていきます。最後の行程で引き切れないのですが、ポンプのパワーや口径差の工夫で何とかなりそうです。複数の薬品を吸い込むときは弁をつけて調節すればいいので、構成をシンプルにできそうです。
なんとなく良さげな按配なので、この方向を煮詰めていくことにしました。目指すは手の平サイズのプラント設備です。

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