癌に挑みし

一昨年に開催されたハイパーサーミア研究会、今年も開催される運びとなり、昨日参加してきました。
開発費を稼ぐためにも今はガラスヒーターの事業に集中しているので、最近は何も発表できていません。案の定、”早く完成させて”と先生方から言われました^^;

  ☆開発(お休み)中の全身ハイパーサーミアシステム
話は変わりますが、このあいだ癌検診を受けました。胃癌と大腸癌は所見なし!
でも仮に見つかっても”俺マシーン”で治しますからwww
このシステムの開発にどっぷり取り組んでいた頃、2000年前後のベンチャーブームの功罪で、市場性だの収益構造だの余りにビジネスモデルにとらわれすぎていました。
しかし、これはそんなレベルの話ではないのだと、特にガラスヒーターをビジネスとして進めることで感じるようになりました。
全身ハイパーサーミアは末期癌であっても適用できる可能性をもった治療です。自分や家族、親しい人が余命宣告を受けても、ただ奇跡を祈るだけでなく頑張れる手段がある。それをより簡便に施術できる装置の開発。
自分の使命はとにかくシステムとして完成させること。それを社会が必要とすれば自然にビジネスとなって普及するでしょうし、必要でなければ普及しない、ただそれだけの話。たとえ普及しなくとも、身近では役立てられる。
もちろん開発費用が掛りますが、それを自前で稼げることも使命をこなせる資質の一つです。
健全に儲けてより良い商品・サービスを開発して再び社会に還元する。それが自律した社会であり、その循環を促す経済活動の担い手として、企業があるのだと思います。
どんな分野でも関わらず、ベンチャーは新しい循環を生み出すことに存在意義があると、自分はそう考えるのです。

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