展示会や広告にガラスヒーターを出していると、時には思わぬ問い合わせが舞い込んだりします。
最近あったのが、ガラスヒーターで発電できないかというものです。太陽光発電セルは普通は黒いのですが、透明なら窓ガラスにはめて場所取らなくていいじゃないか、というものです。
☆以前も紹介した400×380mmのガラスヒーター
惜しいっ!
実は自分も同じこと考えたことあります。技術そのものは同じような材料使ってますからね。
でも太陽光発電は文字通り光を吸収して電気に変えるもの。ガラスヒーターは出来るだけ透過率を損なわないようにして透明性を維持するもの。性質は真逆なのです。
色々試験しましたが、ゼロじゃないものの殆ど発電しませんでした。ネットで調べてみると、やっぱり人が考えることは皆同じのようで、透明な太陽光発電セルは結構前から幾つか研究されています。発電効率はまだまだみたいですが。
そのうち画期的な?!アイデアが浮かぶかもしれませんので、この件は頭の片隅に常駐させておこうと思います。