ポケットチャンバーカスタム

ポケットチャンバーのカスタムを3Dプリンタで行いました。

庫内にセットする対象物が特殊な寸法の多検体スライドガラスだったので、それが嵌まるよう底面形状を変更しました。指定の顕微鏡にはまるようプレートホルダも合わせて造形しました。
3D-CADで図面描いて、そのまま3Dプリンタで造形です。今までは見積もりの段階でインクジェットプリンタで紙に印刷してお客様にお見せしていましたが、それと同じ工程(印刷ボタンをポチっと押すだけ)で手で触れる”ブツ”が出来上がります。

底面は交換可能で、35mmディッシュ用にすることも簡単です。
これでお客さんのところで使ってもらって、実際に使った感触での改良要望などあれば精密切削の工程にて製作します。費用も期間も従来より大幅に短縮されました。さらに変更の自由度が非常に高い利点もあります。

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