ブラスト社顕微鏡インキュベータについて、独占的販売元(総販売元)の契約を株式会社iPSポータル(iPS社)と2015年10月1日に締結しました。
※顕微鏡インキュベータは細胞培養しながら顕微鏡で観察できる装置です
しかしながら2016年1月4日より、担当事業部が富士フイルム100%子会社のセルラー・ダイナミクス・インターナショナル・ジャパン株式会社(CDJ社)に事業譲渡されることとなり、それを受けてiPS社との独占的販売を今月で解消することとなりました。
2016年1月より、iPS社とは取引自体は存続しつつも非独占販売契約に移行します。これによりiPS社の営業によらない御引き合いであれば、弊社が直接お受け致します。
今後、iPS社はiPS細胞の受託培養を中心に事業展開される計画で、その培養工程においてブラスト社顕微鏡インキュベータを活用していただき、またその際に顧客へも宣伝・販売していただく予定です。
一方、弊社独自に開拓した販路は別途確立できるので、より多彩な販売機会を見込めるようになります。販路拡充の時期が想定より少々後ろになってしまいますが、弊社としても自由度が増すので動きやすくはなります。元のiPS社担当事業部も人員ごとCDJ社に移管するので、今度はCDJ社とのビジネスも考えられます。
再生医療分野も一過性のブームが収束してきて業界再編成の波が高まり、市場もより洗練されて成長していく時期にあるのだと思います。ブラスト社もしっかり対応して共に企業成長を果たす所存です。引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。