自動培地交換その2

夏がいつまでも続くと思っていたら一気に寒くなりました。ビジネスにはもってこいの時候ですね。秋が無い、商い、なんちゃって。って、商品開発にも力が入ります。

前回は失敗した6ウェル自動培地交換デバイスですが、流路を調整して試行錯誤したら流れるようになりました。おお、流れる流れる。まるでそうめん流しのような爽快さです。

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ポンプに近い手前から順々に流れてたのを、流路の断面積を変えることで培地が各ウェルへ一気に流れるようになりました。これでポンプの駆動時間を較正することでウェル流量を一括管理できます。今は送液と廃液を一本で行っていますが、コンタミネーションを勘案すると別々にした方が良いかもしれません。中心から分岐するラインも形成してみたので次の課題です。

後は簡単に分解・組立できる構造にすることですが、一体化してディスポ仕様にしても良いかもしれません。底面にはカバーガラスを設置できるようにもしたいですね。夢が広がるなぁ。

青いネコ型ロボットに頼らずともアイデアを具現化できるのがエンジニアの醍醐味です。

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