一粒で二度おいしい

今までは何がしかの問題を抱えていた低酸素インキュベータ、ソロリソロリと展示しても反応は薄いものでした。しかし商品の最終形態かつ複数の研究室での使用実績&年内に学術発表(予定)と来て、先週の癌学会では絶対の自信と自負を持って展示したら、思った以上に来場者へ刺さりました。やはり心は表に出るものですね。モノは作ってもエクスキューズ(言い訳)を作ってはいけません。

それで、反響があった分だけ要望がリアルに出てきます。多かったのは1台の制御装置で2台のチャンバーを制御できないかというもの。はい、そうですね。早速やってみました。

チューブをT字継手で分岐させてガスを並列に流します。

うーん、もう少し行けると思ったんだけどなぁ。酸素濃度があまり下がらない。それでも1%は切るので限定的な用途では使えそうです。

その他にもいろいろ要望があって、中には無茶振りも出てきます。興味本位の人に限って途方もないことを言ってくるのですが、初お披露目の商品に変な印象を付けたくないし、かといってエンジニア上がりではスマートな営業トークも出来ず、いっそ”オトトイキヤガレ!”と言いたくなるのをグッと堪えてクドクドと技術説明に終始してしまいます。

お断りを匂わしながらも丸く収めて余韻を残しつつサクッとお帰りいただく、そんな都合の良いフレーズは無いかなと探していたら、ありました。

”マエムキニケントウシマス”

日本では非常に多く使われていて違和感も無いので今度からこれで行きます。

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