昭和プラモ

コロナ禍で増えたおうち時間を機に、昭和の古いプラモデルそれもモーター駆動モノを作るようになりました。レアなヴィンテージ物は目ん玉飛び出るようなプレミアがついていますが、大量生産されたものや不人気品はネットオークションで安く入手できます。

これらのテレビをリアルタイムで見ていた人はもれなく50代

小学生の頃にプラモデルを良く作っていました。当時は粗悪品が多くて部品が合わない嵌らないのはしょっちゅう、ギヤ比や電圧の設計が間違ってそもそも完成しえないものも少なくありませんでした。子供時分に芽生えたエンジニア魂でどうにか原因は探れたものの、工作技術が伴わず涙を呑んだものです。

その悔しい思い出を今では有り余るエンジニアリング技術で大人げなくリベンジ、と意気込んでいたら老眼が酷くてパーツが見えないっ!会社の開発試作でも自分自身はもう作らないですからね。うーん、このっ。仕方が無いので拡大鏡使ってどうにか切り出して接着していきます。使えそうにない歯車やケーシング等は機械加工と3Dプリンターで新たに誂えます。

電池を入れてスイッチON。おお、動くぞコイツ!完成するはずだったプラモデルを妄想して遊んでいた子供心のトラウマが一瞬で消え去ります。さあ、次は何を作ろうか。

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